「タイには、こんな素敵な陶器もあるの。」
タイの友人が連れて行ってくれたお店には、
豪華できらびやかな陶器が所せましと陳列されていました。
「これはタイにしかないものなのよ。」
と友人が誇らしげに教えてくれるのももっとも。
いかにもタイらしく金がふんだんに施された食器です。
ほんとうに美しくてゴージャス!
王族の方々が使われる陶器なのだそうです。
もともとは王室だけのものだった「ベンジャロン焼き」

もともとは、王族の方しか使われないものだったそうですが、しだいに高級食器として王族以外の富裕層にも浸透していったそうです。
今では、意外にも手の届くお値段でお土産用に購入することができるようです。高価なものは数万もしますが、小さな陶器なら数千円で手に入るものもあります。
きらびやかで美しく、豪華で上品。
おみやげにもぴったりですね。

タイの伝統工芸ベンジャロン焼きの歴史
ベンジャロン焼きの歴史は意外に新しく17世紀ごろ。
アユタヤ王朝後期、中国(明)から白い陶磁にさまざまな色の上絵の具を焼き付ける技法が伝わったのが始まりとされています。
アユタヤ王朝というのは、17世紀に今のタイの地域で商業都市としてとっても栄えていた王朝。交易が盛んだったそうです。かの有名な山田長政がタイに渡ったのもこの頃。
陶器の歴史は西洋より日本や中国のほうが先進国だったようで、アユタヤ王朝にも中国や日本から技術が輸入されていたのだとか。このベンジャロン焼きに関しては、当初は陶工を中国へ派遣し 、白い磁器に多色の上絵の具を焼き付ける技術を学ばせ中国で製造したものを、タイ王室御用達として輸入していたとのこと。
ちなみにこの頃にはまだ陶器の製造技術のなかった西洋が、初めて陶器を生産する技術を確立できたのは、18世紀になってから、ドイツのマイセン窯だそうです。
初期のベンジャロン焼きは、金採のないものでした。その後、ベンジャロン焼きはタイで独自に発展を重ね、19世紀初頭には、現在のように金の縁取りをした豪華絢爛なベンジャロン焼きの手法が確立して王室専用の磁器として用いられるようになったのです。
ベンジャロン焼きの特徴は金採や象のモチーフなど

現在は、誰でも手に入れることのできるベンジャロン焼きですが、もともとは王室専用の高級磁器でした。それが時代とともに、貴族や富裕な商人にも使われるようになってきたという歴史があります。
もともと王室専用だったということで、金の彩色が施され、繊細でち密な絵付けがされていて、豪華絢爛な美しい焼き物です。
ベンジャロンとは五彩という意味。
その他の特徴としては、次のような点があるそうです。
・シンメトリックな左右対称の文様
・タイの伝統的なモチーフ(花、草、炎、象、ガルーダな ど)が使用されている
・金彩色がふんだんに施されている
※ガルーダとはビシュヌ神の乗る半人の鳥
ガルーダはイングリッシュネームで、タイ語ではクルート(Krut)といいます。

こちらの写真はウィキに載っているものです。↑
ベンジャロン焼きを販売しているショップ สายรุ้ง เบญจรงค์
Sai-Rung-Ban-Ja-Roung Shop
| ショップ名 | Sai-Rung-Ban-Ja-Roung Shop |
| 住所 | 46 Soi SuLaoKlongNueng Soi2 SuLaoKlongNueng Rd, BangChan, KlongSamWa, Bangkok 10510 タイ |
| 電話番号 | +66956941542 |
| 営業時間 | 8:00~17:30 |
| サイト | https://www.sairungdesign.com/ |
こちらのお店はギフト用雑貨ショップなので、比較的求めやすいお値段のもの、お土産にしやすいものが置いてあります。
ベンジャロン焼きの本格的なお店も、もちろんあって、そういったお店には高級品が並びます。高級品をご覧になりたい場合には、バンコクナビに詳しいお店の紹介が載っていますので、ご参考くださればと思います。 ↓

